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2013年12月30日

極寒の朝。


極寒の朝、ガラス窓越しに外景色をながめているといっぴきのイタチが目にとまった。
抜き足差し足忍び足はまるで猫のようだ。
ブロック塀のそのイタ郎は黄土色のいかにも安もの風な毛皮をまとっており、
どうみても食べ物に恵まれていない感は腹あたりの貧弱さで一目瞭然だ。
その姿なりに、なんだか気の毒いなぁ、と気持ちをよせる三段腹のわたくし。

野生の生き物は少しの気配でも相手を敏感に察し行方をくらますので
こちらも神妙に息をひそめその動向をうかがう。
すると、にわかに顔面をつき出し目的あり風な前のめりで足早に歩むと
間もなく視野外となった。
その時わたくしは、ああ、獲物を見つけたんだね、
よかった、よかったと自分のことのように安堵し
普段の生活にもどったのだった。

そしてその日の夕暮れ、
すっかり頭からはなれていた柿の木に干したサワラの干物を想いだし
今晩のおかずだ、ワッセ、ワッセと現物を仕舞いに裏庭にまわったのだが、
サカナの骨が地面に落ちているのに気づいて愕然、騒然、ギョギョギョとなった。

サカナは葉脈のようにきれいに並んだ骨で構成されている、
というわたくしの高い知識を地で行くかのように
肉質だけがきれいになくなっているのだ。
犯人はいずこ。

さて、うちの庭に棲みつくもうひとつの生き物にコアラかアナグマがいる。
はじめて出現したのは今夏。
お尻がモコモコッとして耳がまん丸、脚が短く胴体ずっしり。
毛の色が灰褐色でそれはまぎれもなく生きたぬいぐるみと言われるあのコアラだった。

          20130405120003.jpg
               中庭で物思いにふけるのはコアラかアナグマか

それはその日のうちに、
かた田舎のオリーブオイルソムリエが確保した得体のしれないコアラ、
とかなんとかテロップが流れ全国ニュースになるにちがいなかったのだ。
ところがそこに、いつもの小坊主くんたちが田んぼ道からこっちに向かって、
おばちゃんそれ豚?、おばちゃんそれイノシシ?と大声を放ったのだ。
わたくしはそのタイミングの悪さにムカついた。

そして辺りを見回したがどこにもおばちゃんなどいないので
小坊主たちを無視したのだった。
しかし、そんなことあんなことに気を取られているうちに
そのコアラアナグマは姿をくらませてしまっていた。
いまとなってはその小動物がコアラかアナグマか
もしくはコアラとアナグマのミックスだったのか
残念ながら定かではない。

このことにより人さまに声掛けする場合は、
時機、ころあいを見計らねばならないこと、
すなわち空気を読めよ、という教訓を肌身で感じたので、
すぐに小坊主くんたちに説教を垂れたのだった。
あのくされるほどに暑かった熱暑日から早や、半年。
これからまた半年たてばコアラアナグマに会えるかもしれない。
          20130613081848.jpg
     同じく夏に玄関わきのタブの木に棲みついたアオバミミズク
     現在、東南アジア在住。





posted by イイジオリーブ at 21:05| Comment(0) | イタチ・コアラ・アナグマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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