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2010年07月01日

ロシアンオリーブ その甘き香り

「ロシアンオリーブ」
           061.JPG

我が家に落ち着いて3年半。
ロシアンオリーブといってもロシアのオリーブの木という訳ではなく日本名は「ヤナギバグミ」。
本名を「沙棗(サソウ)」と称するヨーロッパ南部から中央アジア、ヒマラヤ、中国が原産のグミの仲間だそうだ。
銀色系の細葉にオリーブ葉のイメージが重なるところからこの名前に落ち着いたのかな。
似て非なるオリーブはモクセイ科だ。


樹形のほわ〜んとしたシルバー色は、
オリーブを格段に上回る銀河のイメージ。
それはそれは素敵な装いで、
秋時期になるとリンゴ形した千両ほどの小さくて地味な赤色の実をつける。
目を凝らして肌を見るとやっぱりグミなんだ、と納得の瞬間だ。

味は渋ある控え目な甘さで緑色の小さな種が口に残る。
しかし小粒すぎて、よほどの量を口に含まねば食したという実感はない。
ああ、それなのに我が家のロシアンオリーブは、いつだってパラパラとしか結実しないのだ。 
オリーブと同じく他家受粉なのだろうか。
いつの日かおっぱい、いや、いっぱい実をつけてくれないかなぁ。
 
さて成長は早くわが子がこんなにさくさく育ってくれたら世話なし、と思うくらいに頼もしい。
ところが、次第に自由奔放の素性が突出しその暴れン坊ぶりは一心不乱の不良道。
ま、この辺りは個性ということで収めるも成長するにしたがい素行は荒れる一方だ。

こうくると情の薄くなった昨今、ひいきや肩入れも一気に低迷するのが世の常、人の常というもの。
もう、うちの子ではありません。
お前とは縁を切りたいです。しくしくです。
という訳で、地植えよりも鉢の方が愛くるしいかもしれない、と掘り起こしたが
誤って主根を切り落としあわや枯死寸前、とした友人もいる。

さて、その根の事。
これまたオリーブに似て根の張り具合が浅いとみえて、
強風にあおられ傾斜するところが危うい。

そこで、そんな弱腰でなんとする、ほれ、尻に力を入れてひと踏ん張り、そりゃ、エンヤコラ〜。
気分はヨイトマケの唄で主幹に支え棒を施し生活指導を試みるも
威勢あまって逆方向に反れてしまう有様。
性根を据え変えるというのは究めて困難を要するものだ。

おまけに近ごろでは枝派を四方に伸ばし垣根越しにノゾキも得意だ。
やれ、やれ、お前はその気もあったのかい。
おっかさんのデカイ胸は穏やかではない。
子育てとは心労つきないものだ。

が、こころの春はいつかは訪れるものなのだなぁ。
時節はオリーブがやおら蕾を膨らませ始める4月後半。
ロシアンオリーブは小股の切れあがった星形の可憐な花を無数に披露してくれる。
うすい黄いろとクリーム色の光るように浮き上がるように輝く混色系は、
近くも遠くも目にまばゆい。

なんだ、なんだ、本当は気だての良いやさしい子だったんだねぇ〜
これまでの事は若気の至りってかね。
そうとも知らず、おっかさんたらお前をアホだのカスだのと、、、許しておくれ。
あっはっは、調子がいいけど今の気持に淀みなし。

そして時の経過とともに辺りを包み込むように漂う甘き香り。
湿度の高い夜などは誘惑的で、それでいて慎ましく・・・
おお、まったく危険だよって、いったい何が危険なのだ。

でも、たしかに
ロシアンオリーブの妖艶な香気は、誘惑の香りと謳われた資生堂の香水「saso」。
これだ。





posted by イイジオリーブ at 00:11| Comment(1) | レシピ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは

お目にとまるかどうか わかりませんが 少し駄文を書かせていただくことにします。
我が町のハーブ園で 私の見たことのない 素敵な樹木
2 種類に出会いました。
私の知識では「ハクロニシキ」かなぁという感じ。
でもなぁ? 少し何かが違う。
公園にメールで質問しましたら「ロシアンオリーブ」と「ネグンドカエデ」のどちらかですとのこと。
そして ネットをフラフラ こちらのきれいなお部屋に迷いこんだという次第です。

ロシアンオリーブ・・楽しい文章 拝読しました。
そして再び ロシアンオリーブくんの写真にもどって吹き出しそうになりました。
思いきり長い羽を振り回している雄姿。まさしくやんちゃ息子の風情ですね。

調査?の結果 私の見たハーブ園の樹は「ロシアンオリーブ」ではなく「ネグンドカエデ」とわかりました。
ロシアンオリーブは佳い香りがするのですか?
その樹にどこかで 一度出会いたいものです。
酷暑です。介護もなさっているようですね。
お元気で お過ごし下さい。
時々 お部屋におじゃまします。
Posted by さと はる at 2018年07月17日 09:54
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