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2011年06月13日

薬膳オリーブオイル


雨の合間のスイカズラ 
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風に揺れるしなやかな蔓から、あたかも物差しをあてたかの如く規則正しい配列で、顔を対生でのぞかせるスイカズラの葉身。
その深緑色のゆるやかな輪郭は、例えば、お客さまをお迎えするときの「たなごころ」を向ける所作のようで、野生種ながら上品な趣きだ。

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葉茎からは天を仰ぎ見るように筒状の真白いつぼみが2組。
それが開花を迎えると、中から雌しべや雄しべが宙を彷徨う舞を披露して、
花弁はやがて乳白色から金色へと彩りを配してゆく。
その様は、えもいわれぬ風雅な移ろいでこれをなぞらえて中国名は『金銀花』。

花茎に蓄えられる微量の花蜜からは、クチナシやジャスミンの香気を暗示させるような幻想的な香り
が流れきて、
鼻孔から脳裏へとその存在感を印象づける。
それはとても心地良い感じだ。
そう言えば、スイカズラの身内であるハニ―サックルは、
フェラガモの香水・インカントチャームにフローラルの世界観として構成されているのだった。
なっとく

青々しい香りのミッション種
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一方、意外にも冬でも葉を落とさぬ剛毅さも持ち備えている。
それゆえに忍冬(にんどう)とも呼ばれ実際そのように、葉と花にはタンニンやフラボノイドなるポリフェノール成分を保有する。
利尿促進や風邪予防の生薬となる力持ちさんだ。
その漢方の効能にあやかるべく摘まんだスイカズラの花を、小豆島産はミッション種のオリーブオイルに泳がせておく。
すると、真綿色だった花弁は日に日にマーマレード色に落ち着いて、なんだか眺めているだけでも効果がありそうな気がしてくる。
香りは?と言えば、おや、おや、ミッション種特有の若草感が花のかぐわしさで和らいでいるぞ。


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ならば芳香性の高いモロッコ産の『レ・テロワール・ド・マラケシュ』を用いれば、よりスイカズラとの相性が良いかもしれない。
バニラを淡くした香りと薬効力とが移行して、よりフローラルになったマラケシュ。
完熟バナナのアロマも加味されて、これはシフォンケーキやパッションフルーツのグラニテに活躍してもらうとしよう。


大好きなカリフォルニアオリーブオイルランチにドクダミを浸けこんでみた。
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血液浄化として母乳に良い効果をもたらすドクダミエキスと、その独特の香りにパクチーがアタマを過る。
ゴボウのキンピラに良いかも。

薬になる野草の数ある分、
自由な発想で思いおもいの好みに作ることのできるマイオリーブオイルは、
いわば東洋医と対をなす西洋医とのマリアージュ?
こんな思いをかきたてるフレーバーオイルならぬ薬膳オイルの食卓は、都会とかけ離れた里山暮らしならではの特権ではないだろうか。

薬膳オリーブオイル3兄弟
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恐れ多くも有名どころと記念撮影




posted by イイジオリーブ at 23:40| Comment(0) | オリーブオイル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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