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2011年11月30日

「樹木の味方」はオリーブの木の味方


クリスマス月と対峙する最後の日とあって、さすがにその姿は皆無と意気込んでいた。
それだけにオリーブの木の天敵、オリーブアナアキゾウムシの
ゆるいポールダンスを目にした時の衝撃は大きくたいへんムカついている次第である。

このところ小春日和つづきだ。
そのためだろう、オリーブの木と昵懇の間柄となっているオリーブアナアキゾウムシの姿は、
ここかしこさだめなく多い日には捕獲する者、20数匹をくだらない。


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気温23度。冷やっこいモノが欲しくなり冷凍していたブルーベリーを寒天でまとめてみたが、
腕にセンスがないためにマグロの角切りに擬態してしまった。


中には目を細め恍惚として交尾する思慮分別の欠如した輩もいる。
これは自分の子孫を次代に繋げていくための一つの作業であろうが御両人、うっはっは、おっとそこまで。
ハテ、昆虫がうっとりと遠いまなざしをするかであるが「一寸の虫にも五分の魂」、「なめくじにも角」。
虫たちにもこころがあり、それぞれ主義主張があるに違いないというイマジネーションとイリュージョンの世界を往来すれば、
田舎住まいもこころなしかほっかりと灯りがともるのであった。


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美食家ではないので気の向くままの放浪料理。オリーブは無農薬・無肥料ゆえ、とっさにこんなことも可能。


して、オリーブアナアキゾウムシや、たしかにモスラ似の見るからに蜂の子のようでうまそうな幼虫は、申し訳ないが大量補殺した。
それは今後のオリーブの成長に功を奏するのだが初冬という言葉の響きに、
つい油断をしてか帽子も被らずUVーA波に肌をさらしていたことに、
辺りが黄昏てからあわてたのだった。


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オリーブ葉の味わいは充分あるが豪快過ぎて食べづらいとの声があがる。


ところで、みなさんはUVーA波をご存じか。
わたくしは識っている。
それは肌に影響を与える紫外線のことであり、これには当波とUVーB波の2種類があるということを。
そして、とくにシワ・たるみの原因となるUVーA波は1年を通してB波よりも比較的量が多くより肌の奥に浸透して皮膚弾力を低下させるということも。
雲や窓ガラスも透過する紫外線は、冬の曇った日も室内も侮れないのだ。
ましてや当方の美肌、やわ肌。
つまり、本日の捕獲作業により自分のシワ・たるみなどの光老化の進行をより一層、早めてしまったのである。

と、ここで自分のかわいさあまり、重要な事を忘れていることに気がついた。
それはこの世におちてウン十年、当方の丸出しの肌より何十倍も繊細な肌を持つオリーブオイルと同居していることであった。
時は今、新オイルのお目見え時期。
酸化を防ぐ温度管理は無論のこと、紫外線にはとくと注意を促したい。



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おとなりさんの畑をながめていたらモノ欲しそうに見えたのだろうか。つる首かぼちゃをいただいた。地域交流のシンボルともいえる。


さて、その目もあてられない肌問題はさることながら、オリーブアナアキゾウムシやテッポウムシの幼虫が喰い込んだオリーブの行く末はもっと深刻で重大なのだ。
そこで、かの被害を被ったオリーブの木に、
うれしい援護射撃をしてくれるのが人口樹皮の役目で庭木を守る園芸専用保護剤の「樹木の味方」である。

実は遡ること9月某日。
世界で初めて無肥料、無農薬でリンゴの栽培を成功させた「奇跡のリンゴ」の木村秋則さんの講演が大分県は湯布院で開催された。
氏のご高名はかねがね聞き及んでいたし著書はご実直ぶりが如実である。
いつの日かお目にかかりたいという願いが実現したために、
お話にのめり込み気がつくとすでに終盤にさしかかっているではないか。
そんな中、情報収集したもののひとつがワサビ抽出液で作られたかの「樹木の味方」だったのだ。

例えば害虫による樹木の枯死被害部分をきれいに削り取った後や剪定後、樹肌の乾燥が進まぬうちに、この「樹木の味方」を覆いかぶせるようにハケで塗布すると病気の進入を防ぐと共に、新しい樹皮の形成を促すのである。


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ひとつが2kgもある。太陽光の下でビタミンカラーを披露してみた。


自然栽培ゆえ、と言えば聞こえは良いが、
これまではロハが賜物の庭で勝手に育つヨモギやドクダミの煮汁の塗布が当方の防虫と樹皮形成作業であった。
セコいのまん中。
しかし、「樹木の味方」が同志となってからは、その効能はもとより薬剤ではないという安堵感に少しの出費も痛くない。
人も樹木も肌を少し思いやるには、やはり妙齢の銭子さんの存在が必要なのだと思った。


posted by イイジオリーブ at 22:58| Comment(2) | オリーブ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
イイジオリーブさん〜面白い!
オリーブの枝葉を、そのままご飯と炊くなんて^^
これは他に塩とか出汁とか加えないのでしょうか?
どんな味がするのかしらー。
こんど詳しく教えてください^^やってみたい!
6日、朝8:15〜NHKのあさイチに大朏さんが出演されるようですよ〜時間あったら見てくださいね!
Posted by やぎ at 2011年12月02日 16:19
NHK情報、ありがとうございました。
しかと受けたまわりましたよ。
久しぶりに拝見するおおつきさんの笑顔を、いまから楽しみにしています。

さて、オリーブご飯は枝葉を投げ入れるだけ。
いわばぐうたらご飯とでも申しましょうか。
血圧OKの方はこだわりの塩を加えると更に美味です。
茶飯の要領でオリーブ茶や葉を直接ミルで挽いたもので炊くものより大胆なこのテが私は好きです。

炊きあがりはチマキやかしわ餅を蒸す時のような香りとでもいいますか、シバ(ヒサカキ)っぽい香りが鼻孔に抜けるようなイメージです。

オリーブの葉で炊いたご飯は食感がもちもちしているのでよく炊くんですよ。
ブドウの若葉で炊くごはんや巻物も美味です。
性格上、こじゃれた料理は作れません。
探りを入れないと判らないような料理が好みのために、
家人は毎回、何を食べさせられているのかと疑心暗鬼の食卓のようです。

Posted by iiji-olive at 2011年12月03日 16:50
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