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2012年02月16日

木の芽おこしの雨


先だってより寒気がゆるみ雨と曇り空の数日だった。
いま時分に降る雨を「木の芽起こしの雨」といい、木々の芽吹きを促す役目を持っているという。
なるほど、庭ではグミ科のロシアンオリーブがモクセイ科のオリーブを差し置いて、春を先駆けとばかりたくさんの芽を膨らませているぞ。

これからむかえる5月。
ロシアンオリーブは清楚でつつましいクリーム色の星形の花をつけ、楊貴妃のお気に入りだったという妖艶で甘い香りを放つ。
今はむかし、その芳しさは資生堂さんからお目見えした香水・サソウの瓶に封じ込められていた。
なつかしいなぁ。

ところで、香水の保管は15度〜17度程の暗室が適しており、
専門的に扱うならばワインセラーや玄米保冷庫などが最適なのだそうだ。
そして期間は開封したもので1年、未開封で3年、
などと教えてくれたのは、学生のころ香料技術者を目指す友人だった。
つまりオリーブオイルと香水は同じような扱いだ。

調香師にはフレーバーリスト(食品調香師)とパフューマー(化粧調香師)の2つがあり、
理系の友人は前者の食品商品開発に進んだ。
夢がかなってよほどうれしかったのか、
香りの嗅ぎ過ぎで鼻が曲がったのか定かではないが、
仕事に発奮したその矢先、持病の蓄膿症が悪化してあえなく入院。
その事で仕事を断念する決意をした友人だった。

が、周りから「鼻の中身は重症でも外見は普通を模している。」、「黙ってれば人にはわからん」、「香りなんぞ知ったか振りをしろ」、など問題ある妙な励ましの嵐が起き、それが功を奏したのか友人は術後、見事に再生・復活を成したのだった。
泣けてきますばい。
友情からほとばしる言葉というものには薬効成分が含まれており滋養があるものだなぁ、とその時、甚く感じ入った次第だ。

と同時に、周りに居る友人たちの種種様々な発想とその言動や生活のデタラメぶりを、白日の下にさらしたような感覚にとらわれた。
朱に交われば赤くなる。
いや、いや、類は類を呼ぶという範疇かな。

さて、気象の方もまたもや冷えこむそうだ。
目測を大いにあやまったロシアンオリーブさん。
出た芽はもうひっこめられないな。
でっ放しはさむいだろうなぁ。
とにもかくもめげないで欲しい。



posted by イイジオリーブ at 14:15| Comment(0) | 香水とロシアンオリーブ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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