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2012年06月22日

ニワトコでモグラ対策。


いよいよ田植えだ。
先月より近隣のあぜ周りは草刈りなど稲作の段取りが始まっていたのだが、
その作業が進むにつれ何故だか精気にかげりが見えていた我が家のニワトコ。
それがとうとう力尽きてしまった。
どうやら原因は田んぼからうちへと緊急移動してきたモグラ君たちにあるようだ。
裏庭の地面のいたるところにモグラの進行通路と思しき道筋が盛り上がり、
その本線と支線とがニワトコの根元辺りで交差しているのが動かぬ証拠というもの。
とはいえ相手はモグラだけにお先はまっ暗だ。

ところでニワトコの葉や茎は乾燥させるとお茶や入浴剤になり
むくみや湿疹かぶれなどの漢方薬となる。
しかしニワトコの生木には一種独特の臭いがあるのだ。
それは丁度、青い実を染物に使うクサギの葉の香りに似ていると思うのはわたくしだけであろうか。
クサギは文字通り臭木だ
近くの山に分け入るとあちこちに自生しているクサギは、
スカンクと同じメルカプタンという成分を持つといわれる
ヘクソカズラの臭いにどこかしら似ているのだ。
おほほほ。
これまたそのように感じるのはおイモさんが好物だからであろうか。
ニワトコの根部分のそんな妙な臭いをモグラが嫌うらしい、という話を
小耳にはさみオリーブの木のモグラ対策のために植えたのだった。

ところでオリーブオイルソムリエ協会でのテースティングの際、
オイル評価表の嗅覚・味覚の欄にバナナやリンゴと肩を並べたニワトコの4文字が
いきなり目に飛び込んできて、あらま、と固まったことがある。

実はニワトコさんにはクソノキという型破りなあだ名がある。
そのクソノキが香しき果物と名を連ねている事に仰天したわたくしだった。
そこで、おもむろにみなさんの表情をうかがってみたのだが、
一同、まことに真剣な表情でテイスタティーング中であったことは申し上げるまでもない。

その後、ニワトコには芳香性のあるエルダーと称した西洋ニワトコ=エルダーが仲間内にあるということ。
そしてテースティングスケールにあがるニワトコが拙宅の庭でくつろぐクソノキではなく
外国のエルダーだと知ったのはそれから間もなくの事だ。
その時、大いに納得しこころから安堵しながらも浅学な自分を省みた。

さて、我が家のニワトコは「ニワト子ちゃん」とチャンづけで
オリーブの木と同じくいつも語りかけてきた。
それが功を奏して真っ赤な実をつけるまでに成長してくれたが、
やや、可愛がりすぎてモグラ対策の任務を忘れ惚けたのかもしれない。
お別れにエルヴィス・コステロの「She」を流しててあげよう。



posted by イイジオリーブ at 01:29| Comment(0) | ニワトコ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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