ソムリエ講座2期でご一緒したみなさん、『オリーブ2木の会』のブログが出来ました。
一緒にオリーブオイルの素晴らしさを発信しませんか。ご連絡お待ちしております。こちらまで。


●オリーブオイルソムリエって何?と思ったら →  (社)日本オリーブオイルソムリエ協会



2013年06月30日

獅子奮迅なオリーブオイル


何はさて置き、おとこ気が曝進する博多祇園山笠が明日に迫った。
博多は7月いっぴから15日の早朝まで六分の侠気四分の熱なのだ。
その怒涛のような活気がビル街にとどろくと博多の街に本格的な夏が到来する。

それはこの一年が早や、半分過ぎたということを意味するが
別考察すると丸い地球が同じくまぁるい太陽の周りをほぼ半周したことの証明でもある。
ニ、ニ、ニーチェかプラトンか、ガ、ガ、ガリガリ、ガリレオか。
計らずも年々、高速度化していく自分の中の暦を垣間みることとなるのだが、
「山笠きたりなば師走とおうからじ」と、時のうつろいをこころ静かに詠んで、
自暴自棄にならぬよう努めている次第だ。

広義においてはサマージャンボ宝くじの販売日近し、
引きつづき年末ジャンボでいっぱつ千金というところだ。
今、ふたつのジャンボが小さな灯明となり時の速さに
アタマが走馬灯のわたくしを懸命に支えてくれている。
このように一年も人生もコミックマジックで笑いを取るナポレオンズの
「あたまぐるぐる」に似て何度も回転するのだから、
どんなにこけても、つまづいても、泣けてきても命をむだにしないようにしたい。
ジャンボ・命

さて大陸交易の風を肌で感じながら
生活を営む福岡人の暗黙の交流空間といえば「屋台」だ。
仕事の疲れを癒すOLやサラリーマン、どこそこのオエライさん、
時事問題を「後は野となれ山となれ」と議論し合う口角泡を飛ばすが如しのおっさんたち。
それぞれ異なる組織や系統がいつの間にか垣根を超え
同じ尺度になるというのが屋台の不思議さと醍醐味だ。
ラーメン、もつ鍋、めんたいこ。
今、観光を思いお立ちの御仁は即行、
博多祇園山笠へ、というのは言い得て妙だ。

ところで山笠の後、筋肉痛で自爆する友人にこの度もたらされたひとつの朗報がある。
それは「シップ薬  貼る前に オリーブオイル」というものなのだ。
スプレー式鎮痛消炎剤ですらアレルギー反応を起こす友人によれば
患部にオリーブオイルを塗りその後に湿布パップを貼ると痒みが起きないという。

アレルギー体質のわたくしもさっそく試してみる。
翌日、痒みなし。
本日、3日目でありその後、いかような風体になるかは不明だが
これまでの働きはお見事。
わたくしはオリーブオイルの獅子奮迅ぶりにあらためて目を見張った。

しかし、それ以上に感心したのはシップ薬の粘着度の偉大さであった。
湿布薬はテープ類と同じく油膜に反抗してすぐさま剥がれ落ちると思っていたのだが
それは思い込みというものであると気がついた。
そして、油膜を物ともせず微動だにせず当方の白き若肌に、
果敢に貼りつく経皮鎮痛消炎剤外用薬は、
衣服の下で存在がぞんざいな扱いになる上に、
だれも見ていないのに地道な活動をしておりとてもエライなと思う。




posted by イイジオリーブ at 16:25| Comment(2) | オリーブオイル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月22日

アビーロ福岡 オリーブジャパン2012国際オリーブオイルコンテストにて金賞。


日本オリーブオイルソムリエ協会主催
オリーブジャパン 2012・国際オリーブオイルコンテストにて、
アビーロ福岡のイタリア産
「エクストラバージンオリーブオイル アンティーカ・ソルジェンテ」と
トルコ産「エクストラバージンオリーブオイル サヴランデレ」のふたつのオリーブオイルが
金賞の誉に輝きました。
たくさんの受賞者のみなさま、まことにおめでとうございます。
そしてイイジオリーブのミッション種も金賞です。
ありがとうございました。





posted by イイジオリーブ at 17:00| Comment(4) | オリーブオイル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月27日

味噌や油と相性の良いフキノトウ


おとといの事。
うちのはす向かいの土手に蛍光きみどりのフキノトウを見つけた。
新年から陽ざしのあたたかな日がつづいたためだろう。
ところが、早春の風物詩をながめて感慨深くなったその晩に冷えこんで、今は小雪が舞っている。

そこで、その春の使者は凍てついていないか、と気がかりなご仁もおいでだろう。
が、くだんのフキノトウはその晩、当方の胃袋で極寒を免れ事なきを得ているので、ご安堵いただきたい。

これを検証すると、
味噌や油と相性の良いフキノトウが顔を出す時節を間違えた。
そこへ妙齢の婦人が現れて、この寒空に気の毒な、と機転を利かせた。
ゆえにフキノトウは、なめ味噌に姿を変えて女史の腹におさまった、である。

したがって、オリーブオイルでフキミソ、ごま油でフキミソ、
チアシードオイルでフキミソとオイル三弾仕込みとあいなった。
それはフキノトウのほど良い苦みとそれぞれのオイルとの持ちあじがおり重なり、
まさに陽春の摘み草の香りを三通り楽しんだ次第である。

ところでチアシードオイルとは、中南米で栽培されるサルビアの種から搾油したオメガ3のオイルである。
オメガ3の仲間たちは亜麻仁油やアマゾンのグリーンナッツという星形の実からとれるオイル。
特色あるそれぞれの香が個性だがチアシードオイルは、かすかに草色を呈しサラリとした喉越しでやわらかく味も香りもおとなしいと思う。
わたくしの場合、風邪で咳き込む就寝時に、このチアシードオイルを
喉を湿らすようにほんの少量、滑らせると症状が穏やかになってくるから不思議なことだ。

さて、遡ることオリーブオイルソムリエコースの受講時、油脂は脂肪酸とグリセリンで構成されていると学んだ。
その中で、わたくしたちが生きて行く上に不可欠なエネルギー源は、豚肉や牛肉などの動物性の油の『飽和脂肪酸』と魚や植物から取れる植物性や魚性の油の『不飽和脂肪酸』に大別されることも認識した。

後者の不飽和脂肪酸は体内でつくる事のできない成分の『オメガ3』、『オメガ6』。
そして『オメガ9』の一過不飽和脂肪酸に分類されると在る。
オリーブ油はオメガ9で悪玉コレステロールを下げてくれる事をご教授いただき、
これが功を奏して当方の血液検査は毎度、数値が正常範囲に整っている。
そのため食事はどういう傾向の物を食しているか、と医療機関でしばしば尋ねられる。
とはいえ、過剰摂取は肥満の元だ。
スリーサイズをだれも聞かないのはこういうことか。

そこでオメガのサブ(3)・ロク(6)・キュー(9)の各脂肪酸をバランスよく毎日、ぽっちりぽっちりと料理に使いわ分けるようにと学んだ。
想えばあの頃は挑戦心でオリーブオイル関連の勉強に集中したものだ。
それは現在も維持しつつ、また心組みもしているが当時の記憶や今いずこ、とならぬように、
学習能力を高めるオメガ3のサカナをうんと食すように日々、意識している。
そう、そう、サプリメントでよく目にするDHAとEPAがこれにあたるが、
元、魚屋女将の沽券にかかわるので、その類にはたよらずに魚料理に励んでいる。
というか、オリーブオイルとサカナは相性が良いので、
これでちゃっかりオメガ3と9が同時摂取ができる上に、その一皿で充分にごちそうだ。

ところがオメガ3のオイルは酸化しやすいときている。
魚はなるたけ早く内蔵を抜くなどの下処理をするという点がこれこれ。
またオイルは暗所に置くのが約束事だった。
その中でオメガ3の保存期間を自分の中でふた月以内までとしている。
この期間に至る最適な方法は毎日のみそ汁などに数滴、おとしていただくこと。
こうすると期間内にほどよく底をつくようになる。

末尾になったが丁度、昨年のいまごろわたくしはお猿さんにイモを頂戴した。
いや正しくは、お猿さんの落していったサツマイモを失敬したであった。
本日はそのサルとサツマイモに話は進めるつもりであったのに、
わたくしの内気さと几帳面な性格が表面化してまともな内容で終わる。

posted by イイジオリーブ at 00:35| Comment(0) | オリーブオイル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月31日

お元気に 佳き新年をお迎えください。


今、どの業界にも不況と大変化が訪れている。
いや、いや、不況は20数年も前から闇夜の靄と化し我々の視程を悪くしているのだ。
ただ、その見通しの悪さに慣れてしまっているだけだと誰かが言っていた。
しかしこのところ、それは以前にも増して冷やかで重苦しい。

ゆく年2011年。
春に東日本を襲った未曾有の大震災は、わたくしたちに大きな衝撃を与えると共に、自分の存在や生き方を再確認させた。
人は一体、何を求めて生きるのか、どんなことができるのか、
人としてせねばならないものは何なのかという使命のような意識を痛感した人が大多数だろう。
その不況や悲しみの中で、ほのかなあかりを灯すものはわたくしたちの発想力と独創性だ。
くる年2012年は気概という温もりで自分ならではのコンテンツをさらなるものにしよう。

さて、わたくしは30数年間、魚屋の女将であった。
常々、鮮度の高い水産物に触れていると眼と指先が商品の善し悪しを判断する術を覚える。
たとえば全国津々浦々、同じ種類の魚でもそれぞれ美味いか否かを左右するのは、漁業海域の潮流や餌になるプランクトンの量の塩梅だ。
またサカナの眼球や肌に目をやると物を口に運ばなくとも身質と脂の乗りといった味わいと食感まで見てとれるものだ。
とはいえ、かの目利きは商品を数多くあたることで身につける感覚であり、一朝一夕に生まれるものではない。

どんな仕事にも「モノの見極め」はついてまわるが、それはオリーブオイルの世界にも共通している。
こちらは折りあるごとに各国のオリーブオイルに触れることのできる味利きを、数多く体験することがその道を精通し極めゆく第一歩だ。
テイスティングを楽しみ、それを通じて自分の眼と舌に絶対の自信を持つ力をつけること。
この修練を積むことこそオリーブオイルソムリエとしての資質向上となるのだろう。
などと考えながら里山での〜んびりと寝そべってミカンを食べている。


ではみなさん、おげんきに佳き新年をお迎えください。
          
posted by イイジオリーブ at 00:14| Comment(0) | オリーブオイル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月06日

 10日・福岡天神・大名に「AVILO_FUKUOKA」アビーロ福岡・オープン


1980年代後半頃からイタリアブームに火がついて、
グルメやマスコミによってこんにちのオリーブオイルというオリーブオイルは探しつくされたように思っていた。
ところが福岡岩田屋のイタリア展最終日の今日、色よし、味よし、香りよしで大当たりのオリーブオイルを見つけたのだった!

003.jpg
白磁が凛と美しい豊かな形状の入れ物から芳香を愉しむ

それは『AVILO』という名のエクストラバージンオリーブオイルだ。
発音はアビーロ。
浅学者のわたくしはこの5文字がすぐには読めなかった。
とちょうど程よく、オリーブオイル体験セミナーでソムリエぶりを発揮していた講師力満点の盛高ソムリエが
有田焼で作られたカチョカバロ風の白い容器を掲げ、「アビーロ」と声を発してくれたので助かったのだよ。

実は当月10日(土)、福岡市は中央区大名に九電工さんの関連事業であるオリーブ生活提案ショップ『AVILO_FUKUOKA』がオープンする。
まさしくオリーブがコンセプトだけにテーマも「オリーブのように生きる」と直接的な表現だ。
店内にはオリーブオイルはもちろんのことそれを究めたオリジナルのコスメ商品や日常雑貨、苗木も販売されるそうだし、
イタリアはモデナの魔法のコーヒーと謳われるカリアーリコーヒーを提供するカフェもある充実のスペースらしい。

なるほど、盛高ソムリエと津野ソムリエ両氏のこだわりが存分に生きているのだろうな。
つまりアビーロとは、当ショップの揺るぎなさを表す名前なんだろな。
でも、どういう意味合い?

で、オリーブのように生きるってどんなこと?
次回、ソムリエ陣に会ったら里山に住む者の切ない精進で尋ねてみようと思う。

055.jpg
里山にニラの花


さてアビーロの味わいは、というと口中に若いフルーティーさが広がった瞬間、
青野菜やアーモンドの甘みがからみ合いながら鼻腔をくすぐってくる。
かと思いきや、喉元にピリリとしたスパイシーさを覚えて印象豊かだ。
それもそのはず、オリーブ品種はトスカーナ州で主力となるフラントイオ種、レッチーノ種、モライオロー種の3種に加えて、
味わいに調和をもたらすペンドリーノやマウリーノが参戦だ。
それぞれの風味を段階的に楽しめるとても美味なオリーブオイルだね。

この心地良く流れるメロディーのような風味のアビーロ エキストラバージン オリーブオイルは、かのミシュランにも例えられるオリーブオイルのガイドブック『FLOS OLFI』のメンバーと盛高ソムリエや津野ソムリエらによるオリジナルブレンドオイルとのこと。
おお、そりゃ、美味しいはずだし初めてお目にかかるはずだワ。

とはいえ、テイスティングの余韻をお伝えするセンスに欠けるわたくしがために、
アビーロのきれいな表情を優雅な文言で表せられないのは無念というもの。
どなたか介錯くだされ

012.jpg
オリーブオイルやポルチーニ、チーズを食するは、こころのマッサージといった友人がいる。
 
ところで後になってしまったり、アビーロの意味を尋ね忘れた、と気がついた。
早速、その語源たるやを検索したところ、おや、おや、ビートルズの最高傑作アルバム・アビーロードもいっしょに大ヒットだ。
では記念に天神〜大名〜アビーロ前の通りでアビーロード、なんちゃってね。

と、ここで一気にひらめいた。
もしや、もしやに「AVILO」って、イタリア語「OLIVA(オリーブ)」の逆さ読み? 







posted by イイジオリーブ at 01:53| Comment(4) | オリーブオイル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。