ソムリエ講座2期でご一緒したみなさん、『オリーブ2木の会』のブログが出来ました。
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2011年08月15日

畑にて呆然とす


オリーブの木と暮らすために住宅地から里山に移り住むこと早、3年。
ココ畑↓
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手つかずの農地もグリーンフィールドと思えばどこかすがすがしい。

生活に必要な野菜は自給自足で賄う、の計画も今やいずこ。
畑のウネの筋どころかその山はどこなのか、果たして底はあるのかすらまったく見当がつかない。
野菜作りをひとつとってもこうなのだからオリーブ栽培は、というとおおよその予想がつくというもの。
だからかなのかは分らないが近ごろでは、野趣あふれる豪快な庭ネ、とご近所でもっぱらの評判だ。

これはマズイ。
住まいはそこの人となりを表すというではないか。
それに不勉強とはいえ、まがりなりともオリーブオイルソムリエ。
物ぐさだと知れたらソムリエたる資質の酸価指数が跳ね上がってしまうというものだ。

そう思い悩んでいたら拙宅からほど近い農地で、
耕さない、除草しない、肥料を与えない、農薬を使用しないとする栽培形態が実践されているという。
なんとすばらしい。
わたくしは快哉の声を上げながらこれまで気圧されていた我がメンタリティーが甦るのを覚えた。
そう、自分は無精者ではなく自然派なのだ。おほほ
それからというもの自然栽培のセオリーが強い味方となった。
特に「不除草でよし」という文言が援護射撃をしてくれる。
ラージャー!

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お嬢さんになりつつあるリンゴのサンサさん。

ところが実際、現場に分け入ると
フキ、みょうが、青シソ、ネギ、かぼちゃなどの我が食料が雑草の勢いに圧されて委縮しまくっているのが現実だ。
自然と寄り添い合うという事の難しさ。
ま、でも、いいか、このままいこう。
ゆっくり、のんびり、とにかく続けてみよう。


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本日、やっと日の目を見たカボチャ3兄弟。
生ごみ堆肥から芽を出したとは思えぬ成長ぶりに自画自賛。


ところで数年前、友人からトスカーナ州出身のヴァルジャーノというオリーブオイルを貰った事がある。
友いわく、ヴァルジャーノはワイナリーなのだそうだ。ほ、ほう
では、ワインもつけて欲しかった。

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トスカーナの青い空?・・・大気を仰ぐリンゴのフジさん。

さて、当のヴァルジャーノオリーブオイルの味わいは、というと草木の香りと共に、
アーティーチョークやアーモンド風味が口いっぱいに広がり、
のど越しにはチョコレートのほのかな香り。
それが鼻孔に広がりながら辛味と甘みが複雑に交差する。
その後、くるみのような香ばしさがお待ちくだされ、とばかりにおっかけてくるところがユニークで不思議かつ絶品だった。

あの味が懐かしくどこで手に入るのかを尋ねると「現地にて」とこたえながら友人は目の奥で笑った。
何ゆえに笑う。
それにしても空になったビンを始末したのが悔やまれる。

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山ぶどうさんをおんぶするオリーブ・ルッカ種くん。

ほどなくして、その友からヴァルジャーノと同州のバディア・ディ・モローナ オリーブオイルが届いたのでさっそくいただく。
ああ、これもまたおいしい。
フルーティーでやさしい香りと酸味のバランスがパスタに請け合いだ。
請求書が瓶にペタンと貼られてさえなければわが友は、水先ならぬ最高のオイル先案内なのだけどなぁ。

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威風堂々 バディア・ディ・モローナ


posted by イイジオリーブ at 01:02| Comment(0) | オリーブオイル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月13日

薬膳オリーブオイル


雨の合間のスイカズラ 
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風に揺れるしなやかな蔓から、あたかも物差しをあてたかの如く規則正しい配列で、顔を対生でのぞかせるスイカズラの葉身。
その深緑色のゆるやかな輪郭は、例えば、お客さまをお迎えするときの「たなごころ」を向ける所作のようで、野生種ながら上品な趣きだ。

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葉茎からは天を仰ぎ見るように筒状の真白いつぼみが2組。
それが開花を迎えると、中から雌しべや雄しべが宙を彷徨う舞を披露して、
花弁はやがて乳白色から金色へと彩りを配してゆく。
その様は、えもいわれぬ風雅な移ろいでこれをなぞらえて中国名は『金銀花』。

花茎に蓄えられる微量の花蜜からは、クチナシやジャスミンの香気を暗示させるような幻想的な香り
が流れきて、
鼻孔から脳裏へとその存在感を印象づける。
それはとても心地良い感じだ。
そう言えば、スイカズラの身内であるハニ―サックルは、
フェラガモの香水・インカントチャームにフローラルの世界観として構成されているのだった。
なっとく

青々しい香りのミッション種
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一方、意外にも冬でも葉を落とさぬ剛毅さも持ち備えている。
それゆえに忍冬(にんどう)とも呼ばれ実際そのように、葉と花にはタンニンやフラボノイドなるポリフェノール成分を保有する。
利尿促進や風邪予防の生薬となる力持ちさんだ。
その漢方の効能にあやかるべく摘まんだスイカズラの花を、小豆島産はミッション種のオリーブオイルに泳がせておく。
すると、真綿色だった花弁は日に日にマーマレード色に落ち着いて、なんだか眺めているだけでも効果がありそうな気がしてくる。
香りは?と言えば、おや、おや、ミッション種特有の若草感が花のかぐわしさで和らいでいるぞ。


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ならば芳香性の高いモロッコ産の『レ・テロワール・ド・マラケシュ』を用いれば、よりスイカズラとの相性が良いかもしれない。
バニラを淡くした香りと薬効力とが移行して、よりフローラルになったマラケシュ。
完熟バナナのアロマも加味されて、これはシフォンケーキやパッションフルーツのグラニテに活躍してもらうとしよう。


大好きなカリフォルニアオリーブオイルランチにドクダミを浸けこんでみた。
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血液浄化として母乳に良い効果をもたらすドクダミエキスと、その独特の香りにパクチーがアタマを過る。
ゴボウのキンピラに良いかも。

薬になる野草の数ある分、
自由な発想で思いおもいの好みに作ることのできるマイオリーブオイルは、
いわば東洋医と対をなす西洋医とのマリアージュ?
こんな思いをかきたてるフレーバーオイルならぬ薬膳オイルの食卓は、都会とかけ離れた里山暮らしならではの特権ではないだろうか。

薬膳オリーブオイル3兄弟
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恐れ多くも有名どころと記念撮影


posted by イイジオリーブ at 23:40| Comment(0) | オリーブオイル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月26日

未来都市、ドバイで見たオリーブオイル(2)


仕事の合間にオリーブオイルを求めて、いくつかのモールを駆け抜けました。中東の商流・物流の“ハブ”であるドバイ。スーパーマーケットや専門店ではどのようなオイルが並んでいるのでしょうか。中東のオリーブオイルがオールスターで並んでいる光景を見られるのでしょうか。そんななか、私が強く感じたのは「スペイン勢の攻勢」でした。

<スーパーでは物量に圧倒>
人・金・モノが集まるドバイのこと、オリーブオイルも世界中から選りすぐりの一品が集まっているのではとワクワクしていました。業務の合間に大急ぎでモールのスーパーに走ったくらいで調査不足は否めませんが、(1)どこにでもイタリアやスペインの高級なブティッククラスが勢揃いしているわけではない、(2)スーパーでの棚の占有率が驚くくらい大きい、(3)品揃えは日本で流通している生産国と顔ぶれが違う――といったことが特徴として挙げられるでしょうか。ヨルダンやレバノン、シリア、モロッコ、チュニジア、トルコといった中東のオイルがオールスターで勢ぞろいというわけではありませんでした。

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エミレーツ・モールにて


まず高級品は、一部イタリア食品の専門店などで販売されていましたが、数自体はそれほど多くない印象です。ドバイ・モール内の「カルッチオ」というレストランにはイタリア食材のショップが併設されており、タジャスカ種やカーザリーバ種などのオイルが販売されていたのが、私が目にした数少ない事例です。ウェブで調べたり駐在員にも聞きましたが、いわゆる「オリーブ専門店」はない(らしい)ということでした。

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イタリア食材店でみつけたチュニジア産のオイル


出張出発前、ウェブで「オアシス・センター」というモールに、「グルメ・ステーション」という高級デリができて、世界のオリーブオイルを扱っているという記事を目にしました。記事を手に走ってみましたが、店内は閑散…。店員いわく「昔は、スペインのヌニェス・デ・プラドのような高級品をたくさん扱っていたけど、今はご覧のとおりよ」。わずかに残っていたのは、スペイン産の100mlボトルが数種類置いてあるだけ。しかも、それはウェイトローズ(ドバイ・モール内)に置いてあったものと同じでした。ディーン&デルーカ(ドバイ・モールほか)に行けば収穫があったのかもしれません。

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「グルメ・ステーション」にあったラベルのかわいい100ml瓶


次に、驚いたのがスーパーマーケットでの、オリーブオイルの棚の“占有率”です。店舗自体が大きいので、その辺は割り引く必要があるでしょうが、ウェイトローズ(ドバイ・モール)もカルフール(モール・オブ・ザ・エミレーツ)も、オリーブオイル売り場はひたすら大きいものでした。その他の植物油売り場も、キャノーラ油やらひまわり油やらが驚くほど大量に陳列されています。しかも、同じ商品が単純に大量陳列されているわけではなく、商品の種類が多いのにも感動。カルフールではオリーブオイル缶の専用棚もありました。缶があれだけたくさん並んでいるのは見たのは初めてのことでした。量に圧倒されたという感じでしょうか。

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オレンジ色の旗の間がオリーブオイル棚


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オリーブオイル缶の専用棚


<攻勢かけるスペイン>
海外のスーパーマーケットなどに行って、棚に並んでいるオリーブオイルの顔ぶれが、日本のそれとまったく違うと感じた時には心ときめくものです。ドバイのスーパーの品揃えは、私の心をときめかせるに十分なものでした。

どのスーパーでも目立ったのがスペイン産の存在感。イタリアや他の欧州諸国、アラブ諸国を圧倒していました。帰国後、ウェブをみていたら、スペインは相当ドバイへの売り込みに精を出しているようです。2010年6月にもICEX(スペインの貿易振興機関)やハエン商工会議所がマーケティング・ミッションを派遣しています。こうしたミッションは随分前から、ドバイに繰り返し派遣されているようです。

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英系スーパー、ウェイトローズのPB製品(スペイン産)


こうしたことを反映してか、棚に占めるスペイン産の割合がかなり大きい印象を受けました。しかも、よく売れているようです。ウェイトローズとカルフールのオリーブオイル売り場で、消費者の購買行動を15分くらい観察してみたところでは、売れ筋だと思われるものの一つが、スペイン大手オリーブオイルメーカー「ボルゲス」(Borges:コルニカブラ種、オヒブランカ種)。大瓶を5〜6本まとめ買いする人も。日本の×××××や*****をまとめ買いする感覚でしょうか。大瓶(500ml)は17ディルハム(約380円)というお手頃価格です。ほか、スペイン産では、「ラファエル・サルガード」(Rafael Salgado:オヒブランカ種、コルニカブラ種)を手に取る人も目立ちました。

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「ボルゲス」(スペイン)


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「ラファエル・サルガード」(スペイン)


このほか多くの人が買っていったのは、フランスの「ピュジェ」(Puget)。フランスのスーパーで「ルシュー」(Lesieur)と並んでよく置いてあるブランドです。カルフールでは、ピュジェは小瓶、中瓶がともに売り切れ。大瓶(750ml)が23ディルハム(約520円)でした。他の欧州勢では、ドバイ・モール内のオーガニック製品専門店で、ポルトガル、ギリシアのオーガニックものが特売品として売られていました。

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「ピュジェ」(フランス)


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オーガニック食材店で売っていたポルトガル産(手前)とギリシア産


中東のオイルでは、どのスーパーでもシリア産が幅をきかせており、他の中東諸国のオイルはあまり見かけませんでした。シリア産では、「ラマ」(Rahma)というブランドが小瓶(250ml)で8ディルハム(約180円)。「セルベージャ」(Serjella)も同程度。それにトルコ産のオイルが少し並んでおり、期待していたヨルダンやレバノンのオイルはありませんでした。

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「ラマ」(シリア)


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「ベルトーリ」と並ぶ「セルベージャ」(シリア)(右側)


<ドバイ土産には「バティール」>
最後に中東らしいオイルを。ドバイ土産と言えば、デーツ(なつめやしの実)を勧められます。中東のドライフルーツです。最も有名なのが「バティール」(Bateel)というサウジアラビア発のデーツ専門店。栽培も生産もサウジアラビアで行われていて、イスラム圏にブティックがあります。ロゴもおしゃれなら、店内もかなりおしゃれ。デーツが苦手な方には、チョコレートやデーツクッキー、スパークリング・デーツ・ジュース、デーツ・バルサミコとラインナップも豊富。ここに、バティールブランドのオリーブオイルが売っていました。縦長のすらっとした瓶で中東の雰囲気を残しながらもおしゃれな一品。中身はスペイン産で、これをUAEで瓶詰めしているようです(100ml、25ディルハム=約550円)。ご旅行やご出張の際、「バティール」はお土産探しにお勧めです。ドバイ・モールなどいくつかのモールに展開しています。

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「バティール」のロゴ


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バティールブランドのオリーブオイル


派手なものばかりを見せられて日本に帰ったら、何かむなしさを感じたのは私だけではないはずです。アメリカのラスベガスと違って、ドバイは“張りぼて”ではなく本物っぽい。一番強く感じたのはそんなことでした。ドバイショックで一時は心配されましたドバイ経済ですが、確実に回復していることを実感しました。どうにかして、日本も活気あふれる元気な世の中になって欲しいものです。

(おわり)

posted by Mark at 15:44| Comment(2) | オリーブオイル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

未来都市、ドバイで見たオリーブオイル(1)


お国で厳格な生活をおくっているアラブの人たちが、少しだけ羽を伸ばすところ。いくつもある「モール」(ショッピング・センター)のアトリウムには、必ず大きなクリスマスツリーが。マライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」がクリスマスモードをさらに盛り上げます。そんな中を、アラブ諸国からやってきた人たちがショッピングや食事、アトラクションを楽しむ。ドバイはそんなところでした。

<未来都市か金満都市か>
十数年前、仕事でオマーンのマスカットに二週間ほど滞在し、その後にドバイに立ち寄りました。当時、私は“シンガポールのような街”という印象を受けました。その時に泊まったホテルがどこにあったのか。遠い記憶の糸を手繰りよせても想像だにつかない変貌ぶり。シンガポールのような街は、ニューヨークのような高層ビルが乱立する、というよりはニューヨークを上回る「未来都市」になっていました。

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真ん中に見えるのが「ブルジ・ハリファ」


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超高層ビル群(パーム・ジュメイラから対岸をみる)


世界一の高層ビルとして有名な「ブルジ・ハリファ」(828メートル、フロア数160階)は、世界一のショッピング・センターといわれる「ドバイ・モール」と連結しています。ドバイ・モールには、世界有名ブランドのほとんどが入居しているといわれています。1,200軒の小売店と160軒のレストラン、カフェ。ドバイ水族館は、世界最大のアクリルパネルを使った水族館としてギネス認定されている。こんな金満ぶりを見せつけられると悔しいのですが、このアクリルパネル、実は日本の中小企業の技術が使われています。これに加えて、灼熱の中東にある「スケート・リンク」。オリンピックの国際試合ができるスペックになっているとか。それに22劇場あるシネコンも。こうなると、モールの域を超えた総合アミューズメント施設というしかありません。ドバイはいったい、未来都市なのか、金満都市なのでしょうか。
「ブルジ・ハリファ」ウェブサイト: http://www.burjkhalifa.ae

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ドバイ水族館(料金を払うと海のトンネルに入れます)


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ドバイ・モールのスケートリンク


<まさにショッピング天国>
ドバイには、こうした「モール」が数多く点在しています。いずれも、とにかく規模が大きい。欧米の有名ブランドが競うように軒を並べており、ブランド好きにはまさに天国。それに基本的にタックス・フリー。「中東の香港」と呼ばれる所以(ゆえん)がここにあります。代表的なモールを挙げてみましょう。

まずは、ブルジ・ハリファ(世界一の高層ビル)に隣接した「ドバイ・モール」。デパートは、ギャラリー・ラファイエット(仏)、ブルーミングデールズ(米)、スーパーマーケットはウェイトローズ(英)という大規模な店舗が入っています。

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ウェイトローズ(英系スーパーマーケット)


それから「モール・オブ・ザ・エミレーツ」。ショッピング・センターに隣接した屋内スキー場、「スキー・ドバイ」で有名です。砂漠のドバイにいるとは思えない雪景色。日本人には物足りないかもしれませんが、灼熱の街の観光名所としてみるのも楽しいのではないでしょうか。店舗数は300軒以上。スーパーマーケットではカルフール(仏)が入っています。

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エミレイツ・モールの「スキー・ドバイ」


もう一ヵ所行くなら、「イブン・バットゥータ・モール」をお勧めします。冒険家イブン・バットゥータが旅した中国、インド、ペルシャ、エジプト、チュニジアの世界がそれぞれのコートを構成しています。この中にさまざまな店舗が軒を連ねています。異国情緒あふれるこのモールは、ショッピングセンターとしてのみならず、観光名所としても注目を集めつつあるといいます。

このほかにも、エジプト王の宮殿を模した「ワフィ・シティ・モール」、空港近くの「フェスティバル・センター」、ルネッサンス建築のような「メルカート・ショッピングモール」、高級ブランドが多い「パール・ジュマン・センター」など、計画的に訪れないと後で後悔しかねない多彩さを誇ります。

一方で、古きよきドバイを楽しみたい方には、旧市街の「バスタキヤ地区」があります。十数年前に足を踏み入れた「テキスタイル・スーク」や「ゴールド・スーク」は、昔の姿をそのまま保っているかのように見えました。スークは庶民が集まる市場。アメ横のように小さな店舗がきっしり並びます。誰が教えたのか、日本語で話しかけてくる商売っ気のある売り子が増えたなとは感じたものの、夕方にモスクから聞こえてくるコーランを耳にしながら歩くスークは、イスラム圏にいるんだということを思い出させてくれます。

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旧市街でコーランが聞こえてきます


次回は、ドバイで見たオリーブオイルについて紹介します。

(続く)
posted by Mark at 02:55| Comment(2) | オリーブオイル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月09日

なんの話だっけ(2)



「ザッケローニ・ジャパンの初戦、日本vs.アルゼンチン」

新しい4年間の始まりはすばらしかった。
オリーブオイルで例えるならば最初に味わう一瞬の感動が、
次に出会うオリーブオイルへのわくわく感をより強くするような、
そんな胸中が今も続いている。
しかも今回は、サッカーとなると必ず我が家へやって来て、
酔いちくれる友人A君が珍しく現れなかった。
これは長友選手が飛びぬけたサイドバックになっていた事と共通して、すばらしく良かった。

出だしの押され気味も徐々にエンジンを吹かして行き解消に近づいて行く。
そして、いい感じになってきたと思うや否や、
試合開始20分も満たないうちに長谷川選手のミドルシュート、
これを上手に詰めていた岡崎選手のシュートでゴール!

おお、決まったぁあああっ!!
いつもなら、ここで興奮したAくんがビールかオリーブオイルをこぼすところ、
昨夜はなにごともなく美しいサッカー観戦であった。

それにしても観る者が天に舞い上がるこの守りの戦術はイタリア流?かな。
この時点で、我が国の女子のこころには、
ザック監督へのほのかな想いがちょっぴり灯ったに違いない。
オトコはアタマのてっぺんが薄かろうと関係ないのだ。
静かなる闘志、常になにかに挑戦しようとする心持ち。
これでいいのだ。

そう、そう、合宿の朝食にはピザが出ているとか。
もちろん、食事の基本はジャポネスクであろうけれど、きっと、きっと、おいしいオリーブオイルも供されるだろう。
選手のみなさんが『朝から油?』という意識に臆することなく、
ビタミンもミネラルも豊富な良質のオリーブオイルをうんとお口に含んでほしいよね。
きっと、体力が整って士気が高まると思う。

ところで、ザック監督の指導は、そりゃもう細かいものだそうだ。
しかし、この細やかさがけっこう日本人体質にあっているのかもしれない。
選手たちの意識がわずか、4日間6回の練習試合で変わったというのもそこにあるのかも、だし。
とはいえ、12日の日韓戦。
これ、これ、ここにきて真価がトワレモアですぞ。


posted by イイジオリーブ at 14:29| Comment(0) | オリーブオイル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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